快適なメガネは毎日のお手入れから。プロのメガネ屋がアフターケアとメガネトラブルの対処法を解説します

●メガネって何で拭けばいいの?

●汚れたら洗剤付けて洗っていいの?

●メガネかけてお風呂には入っても大丈夫?

こんにちは。メガネコです。

上記はよくお客様に聞かれる質問を纏めたものです。

意外とメガネのお手入れって知らないことが多いですよね

今回は購入したメガネを長く使うための日々のお手入れから禁止事項まで纏めてご紹介します。

この記事を最後まで読めばこんな事が解ります。

●お気に入りのメガネを長く綺麗に使う方法

●意外と知らない!?メガネの正しい取り扱い方法

●壊れたらどうする?メガネのトラブル対処方法

目次

家庭でも出来る!日々の正しいお手入れ方法でメガネをピカピカにしよう♫

やっと、気に入ったメガネを購入できたよ♫

それは、よかったね。

せっかく買ったメガネだから大事に使ってね。

そのためには日々の手入れは重要だよ

えっ?メガネの手入れ?

何すれば良いの?

それでは、メガネの手入れの方法を教えるね。

大切なメガネをいつまでもキレイに使う為に是非覚えてね。

【日々の手入れを疎かにすると・・・】

メガネは意外とデリケートです。

左の写真は極端な例ですが、当店でお客様から回収した廃棄メガネです。

レンズは傷つき、コーティングと呼ばれる表面処理が剥がれています。

フレームも同様に傷つき、青いメッキが剥がれて来ています。

メガネ(特にレンズ)は傷つくと磨き直し等は出来ません。

レンズは傷ついた場合等は交換が必要です

フレームは傷の状態にも寄りますが写真のようにメッキが剥がれた場合は再塗装

折れる等した場合は溶接となり日にちもお金もかかります。

このような状態にならないためにも日々もお手入れが大切です。

メガネのお手入れ①:水洗い

メガネは外からのホコリやハウスダストに晒されて

思った以上に汚れているもの。

まず1日の終りに水洗いして、汚れを洗い流しましょう。

水洗い後はティッシュ又はキレイな布で水気を拭き取って下さい。

ホコリやハウスダストが付いたまま、布やティッシュで拭くのはNG!

ホコリがレンズに擦れて傷の原因になります。まずは水洗いでキレイにしましょう。

また、水洗い後は水分は早めに拭き取りましょう。

水の付いたまま放置すると『水やけ』と言われるシミのような状態になり取れなくなります。

メガネのお手入れ②:市販のクリーナーで更にピカピカに♫

水洗い後はメガネ屋さん等で販売している市販のクリーナーを使用しましょう。使用方法は簡単

●泡をレンズ両面に吹きかけます

●指でレンズ全体に優しく泡を伸ばします

●ティッシュ等で泡を優しく拭き取ります。

市販のクリーナーは汚れを包み込み浮かせる効果が有るので、細かい汚れまでキレイに落ちます。

また、帯電効果も有るものも多く、ホコリを寄せ付けない効果も有ります

メガネのお手入れ③:専用のメガネ拭きで拭き上げる

最後に専用のメガネ拭きでキレイに拭き上げましょう。

勿論ティッシュや柔らかい布でも良いですが、メガネ専用のメガネ拭きは細かい繊維で出来ており、小さなホコリも逃さずピカピカに吹き上げる事が可能です。

専用のメガネ拭きは何度も繰り返し洗って使用することが可能。

僕のおすすめは大判サイズの厚手のメガネ拭き。メガネを包み込んで拭くことが出来るのでとても使いやすいです。

メガネを長く大切に使うために注意する事

ここからは良くお客様に聞かれる質問に答えつつ、メガネの取り扱いの注意点をご説明致します

よくある質問①:メガネが汚れた場合の対処法

子供が外で遊んで、メガネを泥だらけにして帰ってきました

汚れたメガネはどうやってキレイにすれば良いですか?

洗剤や石鹸で洗っても大丈夫ですか?

基本的には前述した日々のお手入れを行って下さい。

メガネを洗う際に『洗濯洗剤』『石鹸』などは全てNGです。

スポンジ等で擦るのも傷の原因になるので辞めましょう。

【緊急対処法】

ご自宅にメガネ用クリーナーが無く、急いで対処する場合は、洗面器(洗面台)に常温の水を溜め食器洗い洗剤(中性洗剤)を数滴入れて、すすぎ洗いしましょう。

※この際、熱いお湯や冷たすぎる水はNGです。出来るだけ常温に近い水を使いましょう

よくある質問②:お風呂やサウナなどにかけて入って大丈夫?

私は眼がが悪くて、メガネを外すと殆ど見えないんだけど

お風呂や温泉に行くときにメガネをかけてお風呂に入っても大丈夫?

基本的にはメガネはお風呂やサウナでは外しましょう。

プラスティックレンズは熱に弱く、お風呂や温泉やサウナは傷やコーティングダメージの原因になります

また、フレームも金属は熱されると高熱になる可能性があり危険ですし

プラスティック製の場合でも高温に晒された場合、変形の原因となります。

※真夏の車内等も同様の理由で高熱になる可能性が高いためメガネやサングラスの放置には気をつけましょう

【以下のようなメガネは熱い場所での使用も可能】

●ガラスレンズを使用している場合

→ガラスレンズはプラスティックレンズと異なり熱に強い為、お風呂等での使用も可能です。

快適なメガネは快適なレンズから。メガネレンズを選ぶ4つのポイントを解説

●耐熱仕様のコーティングを施したレンズの場合

→プラスティックレンズでも一部耐熱仕様のコーティングが施されたレンズが有ります。興味の有る方は最寄りのメガネ屋さんで聞いてみましょう。

●樹脂製プレームの場合

→高熱でも変形しづらい樹脂製のメガネフレームであればお風呂等での使用も可能です。

よくある質問③:メガネの寿命はどのくらいですか?

メガネってどのくらいで買い換える物なんですか?

結構高い買い物だったし、出来るだけ長く使いたいなぁ

取り扱い方法や使用頻度によっても異なりますし

年齢(視力の変わりやすい成長期)によっても異なりますが

一般的には3年程度と言われます。

これは3年で視力が変わったりフレーム自体も劣化してくる為です。

しかし、大切に使って頂ければ5年・6年と使用することも可能です。

フレームの状態や視力の状態を適切に把握して快適なメガネを掛ける為にも定期的なメガネ屋さんでの視力検査やメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

メガネの視力チェックしてますか?快適なメガネは視力検査が大切なんです。

メガネが完全に曲がった。または折れてしまった場合の対処法について解説します

視力の悪い人に取ってメガネは『生活必需品』

しかし、メガネが曲がる・折れる・壊れるというのは実は良くある事。

そこで、今回はメガネのトラブルの対処法について解説致します。

メガネトラブル軽度:ネジが外れた・部品が外れた。

メガネには小さなネジや部品が多く使われています。

ネジが緩む事によってネジが外れる事が有ります。

このような場合は最寄りのメガネ屋さんに持参すれば直ぐに直してくれるでしょう。

また、部品を紛失した場合もメガネ屋さんに持参すれば替えの部品で直してくれるでしょう

※一部特殊なメガネやブランドのメガネは直せない場合が有ります

また、市販の精密ドライバーがあれば自分で治すことも可能です

メガネトラブル中度:メガネが曲がった・歪んだ・潰れた

写真のようにメガネフレームが大きく曲がった場合

まずは最寄りのメガネ屋さんに持っていきましょう。

程度に寄りますが、修理可能な場合も有ります。

ただし、下記の場合は修理不可な場合も有ります

●過去に何度も直しているメガネは金属や素材そのものが傷んでいる可能性が高いため修理不可な場合有り

●ヒビ・亀裂が有った場合

●他店で購入のメガネ(特殊な製法やパーツが使われいる場合は直せない場合が有ります)

基本的には購入した店。チェーン店の場合は同じ系列店

ブランドの場合は同じブランドを取り扱っている店舗の方が直せる可能性は高いと言えます。

メガネトラブル重度:メガネが折れた・メッキが剥げた

最も重症度が高いトラブルが写真のようにメガネが折れた場合でしょう。

対応策として考えられるのは下記の3つです

①同じフレームで新品を購入して交換する

→フレーム代金は掛かりますが、在庫があれば即日交換が可能。在庫がない場合でも取り寄せ可能なら短い日数で用意して頂けると思います。

②レンズを生かして異なるフレームにレンズを入れ替える

→フレーム代は掛かりますが、レンズサイズに合うフレームがあれば即日交換が可能。ただし気に入った形は選べない等のデメリットが考えられます。

③折れたフレームを溶接等で修理する

→店舗によりますが日にちが掛かる場合が多いと思います。

また、一度折れた物を溶接するので強度は劣ります。

価格は低価格で修理して貰うことが可能でしょう。

▼下記は楽天市場等のネット経由で『メガネ修理』を依頼する方法です。

おわりに

最後まで読んで頂きありがとうございます。

せっかくお気に入りのメガネを買っても直ぐに壊れたり汚れたりしたら勿体ないですよね

毎日キレイなメガネを使う為の参考にして頂ければ幸いです

当ブログではメガネに関する情報を発信中

『貴方に一番のメガネを見つけるお手伝い』の参考に慣れば幸いです

今後もメガネ選びに有益な情報を発信致しますのでお楽しみに

お気軽に感想や質問やリクエストをコメント欄・Twitterへお寄せ下さい

それでは次の記事でお会いしましょう。またね〜♫

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