
こんにちは「メガネコ」です
快適なメガネを作るためには「視力検査」がとても大切です。
今回の記事では視力検査に関する疑問を解決します。
是非最後までよろしくおねがいします
●「よく見えるメガネ」は「快適なメガネ」では無い。
●メガネを掛ける(購入)タイミングってどんな時?
●『眼科』と『メガネ屋』眼の検査はどっちに行けばいいの?
ステップ①:自分に合ったメガネ屋さんを選ぼう
メガネを買うなら何処が良い?メガネマニアが教える!メガネ屋さんの選び方。
ステップ②:おしゃれで可愛い自分だけのメガネフレームを探そう
おしゃれメガネの選び方。失敗しないメガネを見つけるならポイントは2つ
ステップ③:視力検査をして快適なメガネを作ろう
メガネの視力チェックしてますか?快適なメガネは視力検査が大切なんです。
ステップ④:疲れない快適なレンズを選ぼう
快適なメガネは快適なレンズから。メガネレンズを選ぶ4つのポイントを解説
ステップ⑤:購入後のアフターケア
視力検査って大切ですか?


突然ですが、最近視力検査してますか?
最後に視力検査したのはいつか覚えてますか?

最後?一昨年メガネを買ったときかなぁ。
あっ、でも去年の健康診断で視力測定が合ったよ
1.0見えてて「問題ありませんね」って言われたから大丈夫
よくお客様が言われる事ですが
『去年メガネ買う時に視力検査したから大丈夫』
『健康診断の視力検査で1.0だったから大丈夫』
『ちゃんと見えているから大丈夫』
しかし、貴方のそのメガネ本当に眼に合っていますか?
視力検査は数年に一度で大丈夫は間違い!視力は3ヶ月に1度は測りましょう!

【生後〜20代】
視力の進行は年齢によっても大きく異なります。
当たり前の話ですが、子供は日々成長し身長・体重・足の大きさが変わりますよね。
それと同じように頭の大きさや眼球の大きさも変わります。
眼球が大きくなるだけでも視力は変化します。
身長と同様に体が成長している間は視力も変わると考えた方が良いでしょう。

【30代〜40代】
大人になると視力の進行はある程度落ち着いてきます。
しかし、現代社会は眼を酷使する環境が揃っています。
代表的なものが『眼精疲労』です。
長時間のパソコンや携帯電話。ゲームやTVなど眼にかかる負担は計り知れません。
後述しますが、眼の疲れは視力だけではなく体中に悪影響を与える可能性があります。

【50代以降】
個人差はありますが50歳前後から『老眼』が始まります。
『老眼』って嫌な響きですよね💦
しかし強弱の差はありますが全員が必ず老眼になります。

人間の眼は生まれてから死ぬまで一生大切に付き合っていくものです。
生後〜20代は眼と体の成長に併せて
30代〜40代は眼の疲れを抑え快適な仕事や充実したプライベートの為に
50代以降は豊かな老後の為に
視力検査は3ヶ月に1回のペースで行うことをおすすめします。
最低でも1年に1度は検査しましょう。
健康診断で毎年視力測定してるから大丈夫は間違い!健康診断は視力検査では無い!

視力検査と言うと人間ドックや学校の健康診断で行われる『視力測定』を連想する方も多いのでは無いでしょうか?
しかし、健康診断等では現状の視力は判定されますが『視力が悪い原因』や『眼精疲労の有無』は判定できません。
これらの原因を探り、適切なメガネを作るための『視力検査』を受けることが大切です
健康診断の『視力測定』と眼科・メガネ屋の『視力検査』の違い


【正視】ピントが網膜にぴったりと合っている状態
【遠視】常に網膜の後方にピントが合っている状態
【健康診断】
健康診断で図るのは『視力』のみです。視力に関する詳細な検査は行いません。
【眼科・メガネ屋】
眼科・メガネ屋では詳細な『視力』を得る為に様々な検査を行います。
※一部抜粋
正視 | 眼の奥の物を見る部分を『網膜』と言います。 正視とは『網膜』にピッタリとピントが合っている状態を指します。 |
近視 | 近視は遠くが常にボヤけて見える状態。 正常な視力を得るためにはメガネかコンタクトレンズが必要です |
遠視 | 遠視は眼の力を使うことでメガネを使わなくてもピントを合わせる事ができます。 しかし、常に眼の力を使っているので疲れやすい眼となります |
乱視 | 特定方向にボヤける状態を指します |
調節力(老眼) | 手元にピントを合わせる力 |
プリズム | 文字が二重に見える・疲れやすい等の改善 |
使用用途 | 運転用・パソコン用・仕事用など |
全体的な『ボヤけ』の改善から疲れ目の状態。さらに使用目的・仕事内容に合わせた最適なメガネを作るための詳細な『視力測定』と行います。

すご〜い!健康診断とメガネ屋さんの視力検査ってこんなに違うんだね。
私も一度メガネ屋さんに行ってみようかな。
だけど、メガネ屋さんって沢山有るけど、どこでも良いの?

行きつけや知り合いのメガネ屋さんが有るなら、そこに行けば良いと思うよ
ただ、何処に行けば良いか迷うなら、ネット等で検索してみると良いよ
検査に力を入れているメガネ屋さんは意外と多いから、きっと良いお店が見つかるよ。
見えているから大丈夫!は間違い。よく見えるメガネ=眼にあったメガネとは限らない!

『この前の健康診断で1.0って言われたから大丈夫』
『運転する時に困ってないから大丈夫』
上記は良くお客様から言われる言葉です。
ここまで読んで頂いた方ならもう解りますよね?
視力が見えてるからといって大丈夫とは限りません。

たとえば、眼に合わないメガネを掛けたとしても、1.0の小さい時が見えてしまう場合があります。
実はこれ、貴方の眼が力いっぱい頑張って見えるようにしているんです。
つまり、貴方の眼は常に全力疾走しているような物!
当然すぐに疲れて倒れてしまいますよね。
これが眼が疲れる原因の一つです。
合わないメガネを掛け続ける事は『疲れ目』はもちろん『肩こり』『頭痛』『集中力低下』など様々な不調を引き起こす可能性があります。
定期的な視力検査を受け、目に優しいメガネを掛けましょう。
メガネを掛けるタイミングとは?学校の検診・運転免許。用途に合わせて解説


さて、ここまで視力検査の大切さについて解説してきましたが
そうは言っても、自分で自分の視力低下は気づきにくいもの。
また、メガネ屋や眼科は予定もなく立ち寄るには敷居が高いですよね💦
そこで、今回はメガネ購入のタイミングについて考えてみたいと思います。
メガネ購入タイミング①:学校の視力検査
メガネ購入の最初のタイミングとして多いのは『学校の視力検査』ですね。
全国の小学校で行われる視力検査でのA〜Dの判定を受けて来店されるお客様が多いです。
判定 | 視力 | 備考 |
A | 1.0以上 | 受診の勧めは不要 |
B | 0.9〜0.7 | 幼稚園の年中・年少児童を除き、受診を進める |
C | 0.6〜0.3 | 受診を進める |
D | 0.3未満 | 受診を進める |

えっ!B判定でも受診するの?
CとDの時だけ行けば良いのかと思ってたよ💦

同じように勘違いしている親御さんは多いと思います。
前述したように視力検査によって疲れないメガネを掛けることは大切。
特に成長期の子供こそ、しっかり眼に合ったメガネを掛けることは大切。
片目だけでもB以下の判定の場合は眼科またはメガネ屋さんを受診する事をおすすめします。
メガネ購入タイミング②:運転免許
学生時代にメガネを掛けていなかった人でも運転免許取得の際にメガネ購入を検討することは珍しくありません。
各種免許取得には規定の視力が有ることが重要になります
自動車免許(詳細は引用元をご確認下さい)
免許の種類 | 視力 | 色覚 | 新視力検査の有無 | 深視力検査 |
●原付免許 ●小型特殊免許 | 両眼で0.5以上 又は一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。 | 赤・青・黄色の判別が出来ること | なし | |
●中型第一種免許(8トン限定中型) ●準中型第一種(5トン限定準中型) ●普通第一種免許 ●二輪免許 ●大型特殊免許 ●普通仮免許 | 両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上 又は一眼の視力が0.3に満たない方、若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。 | 赤・青・黄色の判別が出来ること | なし | |
●大型第一種免許 ●中型第一種免許(限定なし) ●準中型第一種免許(限定なし) ●けん引免許 ●第二種免許 ●大型仮免許 ●中型仮免許 ●準中型仮免許 | 両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上であること。 | 赤・青・黄色の判別が出来 ること | あり | 三棹(さんかん)法の奥行知覚検査器により2.5メートルの距離で3回検査 その平均誤差が2センチメートル以下であること。 |

大型第一種免許等の取得の際には『深視力』が必要になります。
深視力に不安がある場合は、深視力検査を行ってくれる眼科またはメガネ屋をネット等で調べるか、事前に問い合わせを行い受診することをおすすめします。
船舶免許(詳細は引用元をご確認下さい)
免許の種類 | 視力 | 色覚 |
船舶免許 | 矯正視力両眼とも0.5以上であること。(矯正可) ただし、一眼の視力が0.5未満の場合は他眼の視野が左右150度以上、かつ視力が0.5以上であること。 | 夜間において船舶の灯火の色を識別できること。 灯火の色が識別できない場合は、日出から日没までの間において航路標識の彩色を識別できれば、航行する時間帯が限定された免許が取得できます。 |
電車の免許(詳細は引用元をご確認下さい)
免許の種類 | 視力・色覚 |
甲種電気車運転免許 | 視力(矯正視力を含む)が両眼で1.0以上、かつ、一眼でそれぞれ0.7以上であること。 正常な両眼視機能を有すること。正常な視野を有すること。色覚が正常であること。 |
飛行機の免許(詳細は引用元をご確認下さい)
免許の種類 | 遠見視力 (下記のいずれかの条件を満たすこと) | 中距離視力 | 近見視力 |
第一種航空身体検査 | ●各眼が裸眼で0.7以上及び両眼で1.0以上の遠見視力を有すること ●各眼について、各レンズの屈折度が(±)8ジオプトリーを超えない範囲の常用眼鏡により0.7以上、かつ、両眼で1.0以上に矯正することができること。 | 裸眼又は自己の矯正眼鏡の使用により各眼が80cmの視距離で、近見視力表(30cm視力用)により0.2以上の視標を判読できること。 | 裸眼又は自己の矯正眼鏡の使用により各眼が30cmから50cmまでの間の任意の視距離で近見視力表(30cm視力用)の0.5以上の視標を判読できること。 |
第二種航空身体検査 | ●各眼が裸眼で0.7以上の遠見視力を有すること。 ●各眼について、各レンズの屈折度が(±)8ジオプトリーを超えない範囲の常用眼鏡により0.7以上に矯正することができること。 | 裸眼又は自己の矯正眼鏡の使用により各眼が30cmから50cmまでの間の任意の視距離で近見視力表(30cm視力用)の0.5以上の視標を判読できること。 |

免許の種類によって必要となる視力は異なります。
眼科・メガネ屋さんを受診する際に取得したい免許の種類を伝えて視力検査をして貰いましょう。
メガネ購入のタイミング③:老眼
小学校の健康診断や運転免許でもメガネを経験したことの無い方でも必ず必要になるもの
それが『老眼』です。
老眼は眼の老化現象なので、誰でも必ず『老眼』になります。

【老眼とは】
人の眼は物を見る時、眼の中の『水晶体』と言うレンズでピント調整して見ています。
しかし、年齢によって『水晶体』が固くなるとピント調整が出来なくなり近くの物がボヤけて見づらくなってきます。
これが『老眼』です。
▼参考資料:ロート製薬様公式HP


私のおばあちゃんが『メガネを外せは手元が見える』って言ってた
メガネを外して手元が見えるなら老眼じゃ無いのかな?

私のところにも同じようなお話をされるお客様がいらっしゃいます。
残念ながら、メガネを外して手元が見えるという場合も『老眼』です
老眼はピントを合わせる力の事を言います。
運転用や普段のメガネを掛けて手元が見えにくいのは『老眼』の合図です
是非、お近くの眼科・メガネ屋さんに相談してみましょう。
視力検査をするなら『眼科』『メガネ屋』どちらに行きますか?私のおすすめは『メガネ屋』です!

眼と視力検査って奥が深いんだね。
私も一度、視力検査に行ってみようかな
あれ?だけど視力検査は結局『眼科』と『メガネ屋さん』どっちに行けば良いんだろう?

それでは、視力検査を行う上で『眼科』と『メガネ屋』のそれぞれのメリット・デメリットを比較してみよう
※こちらの比較はメガネコの独断です。参考程度に御覧ください
メリット | デメリット | |
眼科 | ●眼病や幼児の弱視などの診察が可能 ●CLの診察や眼の異常等の早期発見が可能 | ●診察待ち時間が長い ●メガネ購入の場合は『眼科』→『メガネ屋』と移動の手間がある |
メガネ屋 | ●待ち時間が少ない ●メガネ購入の場合、検査から購入まで1箇所で行える。 ●検査に注力している店舗では通常の眼科以上の精密な検査が可能 | ●眼病や幼児の弱視などには対応不可 ●CL診察不可 |

私の見解としては一部の場合を除き『メガネ屋』さんでの検査をおすすめします。
●眼科は検査は眼の病気を発見する・治すのがメインの検査
●メガネ屋の検査は『見る』事に特化した検査
快適なメガネを作ると言う一点においてはメガネ屋さんの方が優れていると私は考えています。
※ただし、視力検査で異常が合った場合は眼科をおすすめすることもあります。
その場合はメガネ屋さんと相談して必要であれば眼科を受診しましょう。

視力検査の結果は眼科なら希望すれば『メガネの処方箋』を書いてくれます。
メガネ屋さんは店舗に寄りますが、データがほしいと言ってみて下さい。
データを書いてくれるかは店舗によって異なる可能性があります。
検査結果がわかれば、下記のネットからもメガネの購入が可能です
おわりに


最後までお付き合い頂きありがとうございます。
『目は口ほどに物を言う』なんて言いますが、昔から眼は日常生活やコミュニケーションに必要不可欠なものなんですね
●大切な人と話す時
●親友と話す時
目が悪く、眼を細めていたら疲れるし印象も悪くなってしまいます。
快適な日常や快適な人間関係の為にも定期的な視力検査と快適なメガネを掛けましょう

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また、眼がメガネに関する質問も随時受け付けております。
可能な限りお答えさせていただきます。
それではまた次の記事でお会いしましょう。またね〜♫
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