
こんにちは『ゆめねこ』です
今まで当ブログでは『配当金生活をめざして』
日本の個別株をご紹介してきましたが、今回は
『米国高配当ETF』のご紹介です。
私もこれから始める身なので、皆さんと一緒に学んで行きたいと思います。
それでは行ってみましょう!
※株式投資について私の見解をご紹介していますが、
株式投資は自己責任・自己判断でお願い致します。
今回の記事では証券会社として『楽天証券』を採用しております。
楽天証券に興味のある方は下記の御覧ください。
各証券会社の比較は下記からご確認下さい。
【投資初心者へ】証券会社徹底比較!僕がネット証券をおすすめする理由大公開【ゆる投資】
【おすすめ】参考書籍『米国株・高配当ETFの教科書』
【ゆめねこ的書籍レビュー】米国株・高配当ETFの教科書
※あくまで個人的感想です。ご了承下さい。
おすすめ度 | ★★★★★ | テンポよく最後まで読むことが出来ました。 『高配当ETF』とは何か?具体的な内容も含めて これから始めてみようかと考えている初心者におすすめの一冊です |
わかり易さ | ★★★★★ | 具体的な銘柄が紹介されており、各銘柄の特徴も明記。 『米国株』ならではの経費・配当利回りの考え方など これから始める為の注意点がしっかりと網羅されています |
最新度 | ★★★★★ | 2021年9が発行の新刊なので情報が新しく、 またコロナショックも踏まえた無いようなので 生きた知識として一読の価値有りです |
著者:20代怠け者(YouTuberとしても活躍中です)
当ブログでは今までにも複数の投資本やお金に関する書籍を紹介しました
その中でも今回紹介させて頂いた書籍は特におすすめの一冊です。
米国高配当ETFってなに?


『高配当株投資』って言うと今までは国内株で投資する話だったよね?
今回は『米国高配当ETF?』なんだか難しそう(汗)

最初は少し取っつきにくい印象があるかもしれませんが
一緒に学んで行きましょう。
米国株と配当金
米国株の魅力については以前に纏めた記事がありますので
こちらも併せてご確認下さい
【投資銘柄をお悩みの方へ】米国株がオススメの理由となぜ私が全世界株に投資したのか?【徹底解説】
【米国投資の魅力】
①米国は現在も尚、成長し続けている市場である
米国は2020年のデータでも人口増加傾向にあります。(参考記事)
人口増加は経済の発展にも繋がります。
米国経済の発展はこれからも続くでしょう。
②増配・配当利回りと配当回数
米国株は増配(1株当たりの配当金の増額)に積極的であり10年以上の連続増配企業が400社以上有ります※参考書籍内データ引用
配当利回りに関しても全ての銘柄を確認した訳ではありませんが、
日本株よりも米国株の方が配当利回りが高い銘柄が多いと言うのが私の感想です。
配当回数ですが、日本株は年に1回(一部年2回)の銘柄が多いですが、
米国株(米国高配当ETFも含む)は年4回の配当が多く有ります。
年に4回配当があるからと言って、
日本株の年1回に比べて利益が大きいと一概には言えませんが、
3ヶ月に1度のペースで配当金が支払われるのは投資する上で
モチベーションが上がると思います。
高配当ETFって何?

米国株の魅力はわかったけど、
さっきから話に出てくる『ETF』ってなに?

ETFとは『上場投資信託』の事です。
今まで説明してきた『投資信託』とは購入方法などで違いがありますが
この章では『投資信託』と同じように複数の銘柄を纏めた
『株の詰め合わせセット』と覚えて頂ければOKです。
※投資信託の紹介については下記の記事をご確認下さい。
【積立NISA】『つみたてNISA』の始め方と投資銘柄(投資信託)の選び方を徹底解説【ゆる投資】
『米国個別高配当株』と『米国高配当ETF』との比較は
下記のとおりです
●ポイントは『リスク』と『分散』です
米国高配当ETF | 米国個別株 | |
メリット | ●多くの銘柄に『分散投資』することでリスクの軽減が可能 | ●配当利回りの高い会社を選んで投資する事で、高い利回りを得ることが出来る。 |
デメリット | ●纏めて複数の会社に投資する事で 配当金は平均化され低くなる | ●集中投資になるため、倒産や 減配・無配のリスクがある |
分散投資については下記の記事も併せて御覧ください。
【投資を始めるなら】完全放置でお金を増やす!?インデックス投資って何?【長期投資のススメ】
米国高配当ETFの具体的銘柄について見てみよう

これから、米国高配当ETFの具体的銘柄についてご紹介します。
まず、大前提として米国高配当ETFはどれも優秀です
どれが優れていると言う事ではなく、特性の違いだとご理解下さい。
※今回紹介する米国高配当ETF『楽天証券』にて購入可能です。
【主な米国高配当ETF】
YVM:バンガード・米国高配当ETF
HDV:iシェアーズ・コア米国高配当ETF
SPYD:SPDR・ポートフォリオS&P500高配当ETF

上記の米国高配当ETFを
参考書籍からのデータと私の主観を交えて比較します。
※あくまで私の主観なので参考程度に御覧ください。
項目は以下の通りです
●分散投資:分散投資によるリスク軽減が出来ているか
●インカムゲイン期待度:高配当ETFなので、
配当金はどのくらい期待できるか
●キャピタルゲイン期待度:将来的に売却する場合、
どの程度の株価上昇を期待できるか
※期待度はあくまで予測です。ご了承下さい。
●YVM:バンガード・米国高配当ETF
(※参考書籍でより詳しく解説しております。是非書籍を御覧ください)
分散投資 | ★★★★★ | 米国を代表する企業のうち 配当利回りの高い約400社に投資 |
インカムゲイン(配当金)期待度 | ★★☆☆☆ | キャピタルゲインの期待が高い反面、 配当利回りは他の高配当ETFに比べると低い傾向にあります。 |
キャピタルゲイン(売買金)期待度 | ★★★★★ | インデックス指数に連動する運用方式を採用している為、 株価上昇の恩恵も受けやすく そのため、キャピタルゲインの期待も高い |
●HDV:iシェアーズ・コア米国高配当ETF
(※参考書籍でより詳しく解説しております。是非書籍を御覧ください)
分散投資 | ★★★☆☆ | 独自に選出した優良企業約75社に投資 上位10社の占める割合が高めになっている。 |
インカムゲイン(配当金)期待度 | ★★★★☆ | 前述したYVMに比べると配当利回りは高い傾向にあります これは分散企業数による物だと思われます |
キャピタルゲイン(売買金)期待度 | ★★★☆☆ | 高配当ETFは基本的に株価上昇に関しての動きは 鈍い傾向にあります。 |
●SPYD:SPDR・ポートフォリオS&P500高配当ETF
(※参考書籍でより詳しく解説しております。是非書籍を御覧ください)
分散投資 | ★★★☆☆ | 配当利回りの高い約80銘柄 |
インカムゲイン(配当金)期待度 | ★★★★★ | SPYDは純粋に配当利回りの高い会社のみで 構成されています。 そのため配当利回りは他の高配当ETFと比べても 特に高い傾向にあります |
キャピタルゲイン(売買金)期待度 | ★★☆☆☆ | 前述したようにSPYDは配当利回りのみで 銘柄構成を決めます。 投資先の業績上昇や株価上昇は一切配慮されません 結果としてキャピタルゲインは弱いと言えます |

『YVM』は一部インデックス投資に近い部分があります。
インデックス投資と同じく長期所有でキャピタルゲインを高めながら
少しづつ配当金をもらう。
『SPYD』は配当金目当て。キャピタルゲインは増えなくても損さえしなければ良いと割り切る
『HDV』は中間のバランス・安定思考
投資のスタイルと好みによって選んで頂ければ良いと思います。
米国高配当ETFのデメリットとは?

ここまで『米国高配当ETF』のメリットを紹介してきました
次は『デメリット』とご紹介します。
【米国高配当ETFのデメリット】
①米国株価の成長と高騰
②税金
③為替リスク
●米国株価の成長と高騰
米国株式市場は今もなお成長しており、株価は上昇傾向にあります。
自分が所有している株の価値が高まることは嬉しいことでもありますが
配当金を得るためにはデメリットとなる場合もあります。
①株価が上昇すると配当利回りが下がる
例えば配当金が1,000円で株価が5万円の場合、配当利回りは2%ですが、
同じ配当金が1,000円でも株価が10万円に上昇すれば、配当利回りは1%となります

株価上昇は一般的には歓迎すべき事ですが
配当金を狙う上では微妙です(汗)
配当利回りが低くなるし、資産形成をする上での
元手資金もより多く必要になります。
②税金
現在(2021年11月)の日本の法律では投資で得た利益には約20%の税金が発生します
米国株式での利益については更に米国での税金約10%が上乗せされます。
つまり『米国高配当ETF』で100万円利益を上げた場合、
手取りは約70万円となります。

米国株で取引をする場合、米国の税金10%がネックとなってきます。
そこで活用したいのが『一般NISA』です。
一般NISA口座を使用した場合、日本の税金20%が非課税となります
つまり、上記のように『米国高配当ETF』で100万円の利益が出た場合、
米国の税金10%のみ引かれて、手元には90万円残る計算となります。
※NISAについては下記の記事もご確認下さい
【積立NISA】『つみたてNISA』の始め方と投資銘柄(投資信託)の選び方を徹底解説【ゆる投資】
③為替リスク
米国株を運用する場合、どうしても避けて通れないものが『為替リスク』です
日本円の『円高』『円安』によって購入時の購入可能な株数や
売却時のドル⇒円に変えた場合の金額が変わってきますので注意が必要です。
おわりに

『米国高配当ETF』について解説してきましたが、
少しでも参考になり、資産運用の助けになれば幸いです。
『米国高配当ETF』は「為替リスク」や「税金」などのデメリットがありますが
安定的な配当や増配が見込め、資産形成の手段として魅力があります
投資には様々な方法や手法がありますが、
私の手法は基本的に『長期投資』です。
【ゆめねこ的『米国高配当ETF』投資のススメ】
①長期投資
短期的は配当金の波に惑わされること無く、長期目線での投資を行う
可能であれば、つみたて投資で資産を増やすと共に配当金を増やすことを狙う
米国株式は連続増配銘柄も多く、長期所有による増配も期待できる
②株価上昇によるキャピタルゲイン(株売買による利益)にも期待
購入する『米国高配当ETF』の銘柄にもよりますが
米国株式市場は今も成長している市場であり、今後も成長を期待できると私は考えます
つまり、少なからず株価も上昇していくはずです。
『米国高配当ETF』の長期投資はキャピタルゲイン増加にも繫がると私は考えます

最後までお付き合い頂きありがとうございます。
投資に絶対はありません。あくまで私の個人的考え方です
投資は自己責任でお願い致します。
しかし、少しでも投資で悩んでる方の参考になれば嬉しいです。
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またお会いしましょう。またね♪
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