
こんにちは『ゆめねこ』です
最近私の母が投資に興味を持ち始め、色々と質問されるように成りました。
そこで、今回は『60過ぎの両親に投資を進めるなら』っというテーマで
考えて行きたいと思います。
是非最後までお付き合いください。それでは行ってみましょう!
【注意】当記事では投資や資産運用に関する情報を発信しておりますが
投資・資産運用は自己判断・自己責任でお願い致します。
【結論】60歳からの資産運用には「NISA」が絶対オススメです!
60歳から資産運用を始めるにあたり、最初に考えるべきは「証券口座」の開設です。
また「iDeCo」「つみたてNISA」「一般NISA」など最初は解らない事も多いと思います。
詳細については後ほど解説しますが、
まず最初に60歳からの資産運用には「一般NISA」がオススメと覚えて頂けると幸いです。
60歳からの資産運用には「一般NISA」がオススメです。NISAについては下記をクリック
【積立NISA】『つみたてNISA』の始め方と投資銘柄(投資信託)の選び方を徹底解説【ゆる投資】
証券会社比較は下記をクリック
【投資初心者へ】証券会社徹底比較!僕がネット証券をおすすめする理由大公開【ゆる投資】
参考書籍紹介『60歳から10万円で始める「高配当株」投資術』
【書籍レビュー】60歳から10万円で始める「高配当」投資術
オススメ度 | ★★★★☆ | 「60歳から始める」というコンセプトに沿って 年齢的な株式投資の考え方等を具体的に解説 |
専門性 | ★★★☆☆ | 「高配当株投資」のやり方に関しては少し専門性の薄い内容となっています。 同じ著者の書籍に高配当株投資についての専門性の高い書籍がありますので そちらがオススメです。 【配当金生活を目指して】高配当株投資で投資銘柄を選んでみた【ゆめねこの『ゆる投資』】 |
解り易さ | ★★★☆☆ | ターゲット(年齢)を限定している為、ターゲットとなる年齢層には刺さる内容 しかし、具体的な投資手法としては上記に上げた同じ著者の別書籍の方がオススメです。 |
鮮度 | ★★☆☆☆ | 2017年12月発行の書籍の為、情報が少し古い点は仕方のない事だとご了承頂ければと思います。 |
60歳からの投資はまだまだ遅くない!!


今までは「つみたてNISA」や「iDeCo」を使った
「長期積立投資」や配当金を狙った「高配当株投資」を
勉強してきたけど、正直60歳から投資始めるのって
遅いような気がするんだけど(汗)大丈夫?

たしかに「長期目線」という意味では
年齢的デメリットはあります。
しかし、年齢はデメリットだけではなくメリットもあるんです
詳しく解説します
【投資を60歳から始めるメリット】
●60年の長い人生経験
投資をする上で大切なことは銘柄を見極める事と日々の株価で一喜一憂しないことです
しかし、株価がどうなっているか?はどうしても気になる所
株価は日本や世界の情勢に左右されます。
60年の長い人生経験の中で大きな事件や災害を経験した方は、その時の景気や情勢を
すでに知っています。
その経験が日々の株価で一喜一憂せず、大局を見極める上での貴重な力となります
●時間と資金に余裕がある
一概には言えませんが60代となると仕事も落ち着き、子育ても一段落
場合によっては定年の方も居るでしょう。
時間的にも経済的にも20代や30代の時よりも余裕のある方が多いのでは無いでしょうか
株式投資は最初は調べたり考える事が多く、意外と時間が掛かるものです。
じっくり腰を据えて投資や資産運用にチャレンジするには余裕のある60代は最適と言えます。
【投資を60歳から始めるデメリット】
●20代・30代に比べると月々の収入が少ない
一概には言えませんが、60代は貯蓄などの積立や場合によっては年金受給もあり
蓄えとしては20代・30代よりも資産は多いという方がいる一方
月々の収入に関しては給与は低くなったり、退職されている場合も有るかと思います。
万が一投資で大きく資産を減らした場合、20代・30代に比べると
月々の収入が少ない為、回復に時間が掛かる場合があります。
●長期積立に向かない
長期投資は「つみたてNISA」にしろ「iDeCo」にしろ
数十年単位の期間を想定した制度です。
60歳からの投資には基本的に向かない制度と言っていいでしょう。
60歳からの投資にオススメの投資手法

ここからは具体的な配当手法を考えて見ましょう。

今回は実際に両親にオススメするならと言う観点で
投資初心者の為、低予算から投資可能な金融商品と言うことで
一例として「月1万」の予算からでも投資可能な方法を
テーマとして考えて見ました。
※基本的には参考書籍を参考に私の考えと手法をミックスした内容となっています。
冒頭にも説明しましたが、投資は自己判断・自己責任でお願い致します。
※詳しくは後日、別記事に纏めて公開を予定しています。
しばらくお待ち下さいませ。
高配当株投資(日本株)※一般NISAの使用がオススメです
今回の参考書籍では「高配当株投資(日本株)」も60歳からの資産運用の
要として記載されています。
【高配当株投資(日本株)を60歳からの資産運用としてオススメする理由】
●高配当株投資(日本株)なら少額投資で配当金を貰える
通常、株式投資は100株単位の購入が一般的ですが「SBI証券」や「LINE証券」なら
単元未満株(1株購入)購入で少額からの購入が可能。
配当金は1株単位でも受け取ることが出来ます。
※株主優待は100株未満の場合、優待対象外となる場合があります。
●高配当株投資は比較的株価の急落に強く安定した収入を得られる可能性が有る
高配当株投資の場合、株価下落時にも高い配当利回りが銘柄の価値を支える為
株価回復の要因となり株価が回復の要因となります。
※高配当株の場合、短期的な株価に振り回されないようにして下さい。
配当利回りが急落等しなければ保有し続けても問題ないでしょう。
●最終的には売却益も狙える
高配当株式は長期的に保有することで、株価が上昇すれば当然ですが
売却益も得ることが出来る可能性があります。
良い銘柄を見つけて高配当株投資を楽しみましょう。

単元未満株での購入なら一株数百円〜数千円の銘柄も多く、
月1万の予算でも十分投資可能です。
詳細については別記事で纏めましたのでご確認下さい。
【配当金生活を目指して】高配当株投資で投資銘柄を選んでみた【ゆめねこの『ゆる投資』】
米国高配当ETF※一般NISAの使用がオススメです
参考書籍では「米国高配当ETF」については触れられて居ませんが、
個人的にオススメしたいと思います。
【米国高配当ETFを60歳からの資産運用としてオススメする理由】
●安定した配当金と増配が魅力
米国株は世界でも特に成長目覚ましい株式市場です。
安定して高い配当率を誇る銘柄が多く、また増配も珍しくありません。
長期目線で投資することで安定した配当金が期待出来ます。
●分散投資でリスクを軽減
「米国高配当ETF」は投資信託と同じように複数の銘柄に分散投資が可能
分散することで減配や無配のリスクを軽減することが出来ます。
また長期保有による増配や株価上昇も期待できます。

海外の株式を購入するため、為替レートにもよりますが
月1万の予算でも購入は可能です。
米国高配当株ETFに関しての詳細記事は下記を御覧ください。
【配当金生活を目指して】米国高配当ETFの魅力と始め方【ゆる投資】
【番外編】J−REIT(日本版不動産投資信託)※一般NISAの使用がオススメです
REITとは株式ではなく「不動産」に投資する投資信託であり、
J−REITとは「日本版不動産投資信託」を指します。
詳しくは別記事でご紹介致しますが、資産運用においてメリットも多く
注目の金融商品です。
※参考書籍では60歳からの資産運用の要の1つとして取り上げられて居ます。
【REITを60歳からの資産運用としてオススメする理由】
●少額から不動産投資が可能
通常、不動産を購入・運用する場合には数千万単位の金額が必要になり、
個人で運用するには敷居が高いのが現実です。
その点、REITなら通常の投資信託と同じように少額から不動産投資を行うことが出来ます。
●比較的利回りが安定している
「RIETは利益の90%以上を投資家に分配すれば法人税が掛からない」と言う
ルールがあります。そのため、利益の殆どが分配金となる為、
比較的に利回りが安定している傾向があります。
●物件の選定や管理等は専門家がしてくれる
不動産物件の選定は専門知識が必要な上に、管理となると建物の老朽化や
雨漏りなどのメンテナンス等、個人では難しい事が多くいですが
REITなら専門家が全て行ってくれるので不動産投資初心者にも敷居が低く
安心です。

REITは参考書籍では推奨手法として紹介されていますが、
今回は「月1万」の低予算というテーマですので番外編とさせて頂きました。
REITは「月1万」の積立では無く、5万〜10万程度の予算があれば購入可能です。
実際に60歳を越えた両親に投資をオススメするなら。


さて、ここまで60歳からの投資をテーマに
様々な投資手法を紹介してきました。
では、実際に両親(60代後半)にオススメするならどうするか?
考えて見たいと思います。
ステップ①:まずはNISA口座を解説しよう!
NISA口座の解説方法は下記の記事を御覧ください。
※楽天証券での解説方法ですが、基本的には他の証券会社でも同様の内容で開設可能です。
【つみたてNISA】楽天証券で証券口座開設してみた。楽天ユーザーにおすすめ!【ゆる投資】
60歳からの資産運用は長期積立投資には不向きですが、
当記事で紹介したように「高配当株投資」「米国高配当ETF」「J−REIT」など、
資産運用を始める上で遅いと言うことはありません!
その中でも、短期利用可能で税金優遇のある「一般NISA」は特にオススメです。
また、証券口座については当ブログでは今まで「楽天証券」をオススメして来ましたが、
「NISA口座」と「単元未満株」の両方の取扱のある証券口座として今回は「SBI証券」を
オススメ致します。
60歳からの資産運用には「一般NISA」がオススメです。NISAについては下記をクリック
【積立NISA】『つみたてNISA』の始め方と投資銘柄(投資信託)の選び方を徹底解説【ゆる投資】
証券会社比較は下記をクリック
【投資初心者へ】証券会社徹底比較!僕がネット証券をおすすめする理由大公開【ゆる投資】
ステップ②:「高配当株(日本株)」と「米国高配当ETF」のどちらを選びますか?

今回は先程紹介した「高配当株(日本株)」と「米国高配当ETF」で
実際に私の両親にオススメするならと言う観点で考えて見たいと思います。
あくまで、個人的な考察と意見です。ご了承下さい。
「高配当株(日本株)」と「米国高配当ETF」とオススメ比較
高配当株(日本株) | 米国高配当ETF | |
手軽さ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
配当額 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
配当安定度 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
リスク軽減 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
身近度 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
※詳細解説
高配当株(日本株) | 米国高配当ETF | |
手軽さ | 銘柄選定は自分で行わなくてはいけません 複数の銘柄に分散投資する場合は、 銘柄選定に加えて、個別に投資する必要がある為 予算も多く必要となります。 | 基本的には一度投資すれば、複数の銘柄に分散投資が可能 また、銘柄選定等のメンテナンスも自動で行ってくれます |
配当額 | 個別に選定・投資した方が、 配当利回りや配当額は高くなる可能性があります | ETFは複数の銘柄に分散投資となるため、 配当利回りも平均化され、個別投資に比べると 配当利回りは低下する傾向にあります。 |
配当安定度 | 個別株投資の場合、投資銘柄の業績によって 減配や無配の可能性もあり、 安定度としては低い評価となっています | 前述しましたが、ETFは複数の銘柄に分散投資している為 配当利回りも安定度が高くなります |
リスク軽減 | 前述しましたが、減配や無配の可能性が有る為 分散投資可能なETFに比べると リスクは高いと言えます | ETFは複数の銘柄に分散投資出来る為、 個別に購入する場合に比べると リスク軽減効果が有ると言えます |
身近度 | 自分で日本の企業を選んで投資する 「高配当株(日本株)」は 業績等も簡単に調べることが出来、 身近な投資先と言えます。 | 米国高配当ETFはその名の通り、 米国企業に投資します。 日本株に比べると聞いた事のない企業も多いでしょう。 |
【結論】ゆめねこが両親に投資をオススメするなら・・・米国高配当ETF
それでは、ここまでの解説を踏まえて私の見解をご紹介します。
私が、実際に両親に資産運用を勧めるならば『米国高配当ETF』を勧めたいと思います
一番大きな理由をしては『リスク軽減がされていて、失敗が少ない事』です
米国高配当ETFは銘柄選定が不要で分散投資によるリスク軽減がされていて
さらに、配当利回りが安定しています。
これは投資初心者にオススメ出来る点であり、60歳と言う年齢からも
失敗が少ないと言うのは安心材料だと考えます
※補足
投資に楽しみやゲーム的要素を求めるなら、『高配当株(日本株)』も良いと思います。
自分の気になる企業に投資すれば、ニュースなどにも関心が湧くと思いますし
定年後の楽しみになると思います。
また、少し予算を貯めてJ−REITを購入して見るのも良いかもしれません。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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では、またお会いしましょう。またね♪
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